聖職者の妄想力を加速する、不道徳指導要綱(マニュアル)<br />
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良家の子女が多く通う事で有名な名門『櫻ヶ岡学院』。<br />
主人公の岡村武志はそこで教鞭をとる独身教師、ナマイキ盛りの女 生徒たちに日々翻弄される、女生徒曰く「冴えないクン」だ。
思春期特有の甘酸っぱい汗の臭いやミルクに似た体臭が充満した女 の園にあって、ひと際慎ましく咲いた花―安達恭子は、そんな武
志にとって密かな想いを寄せながらも「教え娘」という壁のある高 嶺の花であった。<br />
少女っぽい透明感漂う美貌に、女に目覚め始めて危うい起伏を描く 肢体、飾られてもいないが誰にも弄られた事もないストレートヘア。
そしておそらくは固く閉じた羞恥の源泉を申し訳程度に隠すばかり で手入れも知らぬアンダーヘア。
武志の中で、恭子という禁断の果実は日に日に色づいていく。<br />
そんなある日に物語は始まる。 学院の花壇の一角で武志が見つけた小さな花。どこか恭子をイメー ジさせるその花は不思議な香りを放っていた。
恭子の誕生日の贈り物にしよう、と武志は花から香水を調合するが、 それはとんでもない効果を秘めていた。
女であれば処女だろうがたちどころにメロメロの腰砕けにしてしま う媚薬のような香り。 言いなりの武志をからかおうといつものように絡んできた父母会の
理事を母親に持つ藤崎彩乃。彼女がその香りを嗅いでしまった事が すべての始まりだった……。<br />
はっきりとそれとわかる処女臭を放つ尻をくねらせながら、ロスト バージンをねだる教え娘の淫らな姿に武志の理性はとろけていく。