淫らの呪!性の虏が性戯『四十八手』を繰り広げる…!!<br />
瞑治四十四年 四月九日…。<br />
もはや人の手には収められぬほどの业火に包まれた吉藁の炎を一瞬に消し止めた『再生の女神』と人の呼ぶ存在は、自らの居城“天空阁”を中心として新吉藁を筑き上げ、その地を再び繁栄の新天地へと导いた。―瞳魔である。<br />
女神などではなく、日本転覆を目论む邪の者に他ならない。<br />
瞳魔の忌まわしき淫呪に堕ちた阴阳师・圣命、自らをその生贄と捧げた宫本、根源断つべしと天空阁へ先駆けた青龙と玄武。<br />
そして、朱雀の制止を振り切って后を追った白虎の前に立ち塞がる者とは…!?